事項
ミニトマト固形培地耕の肥料費節減技術
ねらい
ミニトマトの固形培地耕栽培について、安価な単肥配合を検討したところ、メーカー指定の専用培養液と同等の生育、収量が確保できることが明らかとなったので、参考にする。





























1 園試処方培養液の効果
旧農水省園芸試験場で開発された園試処方に基づく単肥配合は、ミニトマトの生育や収量に対してメーカー指定の「TC-21固形培地耕装置」(培地はバークを使用)専用培養液と同等の効果を得ることができる。

(1)園試処方による濃厚原液の配合割合(原液10リットル当たりg)
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(2)園試処方培養液濃厚原液の多量要素組成(me/リットル)
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(3)施肥濃度変更時期
(1)の濃厚原液を次のとおりの倍率で施用する。
定植〜第1開花  :550倍、第1開花〜第2開花:450倍、
第2開花〜第3開花:350倍、第3開花〜第4開花:300倍
第4開花〜第5開花:250倍、第5以降:200倍
(施肥・かん水量は、50リットル/a/回数、5回/日)

2 肥料費の節減効果
専用1培養液の肥料費と比較して約2割の肥料費節減が可能である。
期待される効果
ミニトマト養液栽培の肥料費が節減され、生産コストの低減につながる。
利用上の注意事項
沈澱が生じるのを避けるため、肥料供給タンクヘの培養液の供給は硝酸カルシウムと他の肥料を別に分ける。
担当
青森県畑作園芸試験場 栽培部
対象地域
県下全域
発表文献等
平成10〜12年 度青森県畑作園芸試験場 成績概要集


<根拠となった試験結果>
表1 培養液の倍率とpH、EC(平成10年青森畑園試)
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表2 ミニトマトの収穫期、生育(平成10〜12年青森畑園試)
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表3 促成栽培ミニトマトの年次別上物収量(a当たり)(平成11、12年青森畑園試)
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表4 抑制栽培ミニトマトの年次別上物収量(a当たり)(平成10〜12年青森畑園試)
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表5 作型別肥料費(円/a)(平成12年青森畑園試)
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耕種概要
1 作物(品種):ミニトマト(サンチエリーエキストラ)
2 栽植様式:うね幅200cm、株間20cm(250株/a)
3 仕立て方:1本仕立て、7段摘心


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