| ドリフトさせないためには… |
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散布前には… |
■となりのほ場との間隔を広げたり、作付けする作物を見直してくだ
さい。
■病害虫発生予察情報などを活用し、防除の必要性や適期を判断 し
てください。
■周りのほ場で収穫間近の作物がある場合、そのほ場の栽培者に
散布情報を提供して、収穫日や散布日を調整するなど、お互いが
工夫するとともに、日頃から連絡を密にしてください。
■初めて使用する農薬や使用方法が不明な農薬を使用する場合は、事前に病害虫防除室や普及
指導室などの指導機関から、農薬の特性、散布方法、ドリフト防止対策などに関する指導を受け
てください。
■付近に学校、保育所、病院、公園、住宅地等がある場合は、周辺の住民に事前に、農薬の使用
目的、散布日時、使用する農薬の種類等について十分周知してください。
また、散布作業時には、立て看板などにより、散布区域に他の人が入らないようにしてください。
特に、近くに学校や通学路があり、農薬の散布時に子どもの通行が予想される場合は、学校や
子どもの保護者にも周知してください。
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散布時には… |
■風の弱いときに、風向に気をつけて散布してください
→ 飛散の大きな原因は「風」。風の弱いとき(風速3m/秒以下)、弱い時間帯(早朝 ・夕方)を
選んで散布してください。
風下に他の作物がある場合は、特に注意が必要です。
→ 風が弱くても、車の交通が多い道路の近くで散布する場合、
車が通る際の風圧で飛散する可能性がありますので、注意
してください。
■散布の方向や位置に気をつけて散布してください
→ 対象とする作物に、できるだけ近くから散布してください。
→ ほ場の端での散布は、外側から内側に向けて行ってください。
→ 丈が高い作物では、枝葉のない方へ飛ばないよう注意が必要です。
→ スピードスプレーヤでは、ノズルの配列を樹形に合わせて調整し、余
分な散布を少なくしてください。
■散布機の圧力と風量は適切に
→ 圧力を高くするほど、飛散が起きやすくなりますので、圧力は弱めに抑えてください。
→ スピードスプレーヤでは、過大な風量は避け、樹体に到達
する程度に調整してください。
■散布量は多くなりすぎないように
→ 散布量が多くなるほど、飛散する割合も増えます。散布は、必要最小限の量と区域で行う
ようにしてください。
■飛散の少ないノズルを選びましょう
→ 一般的なノズルは粒子が小さいため、飛散しやすくなっています。飛散の少ないノズルに
切り替えることも効果的です。
■シートやネットの設置も有効です
→ ネットをほ場の間に設置すると、飛散防止に有効です。細かい網目(2〜1mm)の方が、
効果が高くなります。作物をシートなどで一時的に覆う対策もあります。
→ ソルゴーなどの背が高い作物を、ほ場の周辺に植えることも効果が期待できます。
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こんな対策も有効です |
■飛散しにくい剤型や、周辺作物にも登録のある農薬を選びましょう
→ 粉剤など、粒子が小さいほど飛散が起こりやすくなります。飛散しにくい粒剤に代えることも
有効です。
→ 周辺作物にも登録のある農薬を使用することで、飛散
しても基準値超過の可能性が低くなります。
ただし、収穫前日数には注意が必要です。
→ 性フェロモン剤、生物農薬などには、残留問題が発生
しません。
■使用する散布器具をきれいにしてください
→ 農薬残留の原因は、ドリフトだけではありません。
いろいろな種類の作物が作付けしていて、同じ散布器
具を使用して散布する場合、タンクや配管、ホースに
前回使用した薬液が残っていたり、付着していれば、
それが残留につながるおそれがあります。
散布終了後には、タンクや配管、ホースの残液を抜き、しっかり
洗浄してください。
→ また、農薬を取り扱った手・指のまま、収穫物をさわらないようにしてください。
■水稲育苗後に他の作物を栽培する場合は、要注意
水稲育苗後の場所で栽培された野菜から、基準値を超える農薬が検出された事例があり
ました。これは、土壌にしみこんだ水稲育苗用の農薬が、育苗後に栽培した野菜に吸収
された可能性が考えられます。
水稲育苗後は、同じ場所で他の作物をなるべく栽培しないようにしましょう。栽培する場合
は、次の対策を講じてください。
→ 水稲育苗時に農薬を散布する時は、育苗箱から農薬がこぼれ落ちないよう、ていねい
に行ってください。
→ 育苗箱の下に不浸透性のビニールシートを敷くなどして、農薬の浸透を防いでください。
■使用した後は、使用記録を
→ 農薬を使用した後は、ほ場ごとに農薬の使用記録をつけてください。農薬飛散の事故が
あった場合、作物の安全性を立証する大切な資料になります。
>> 農薬を使ったら残そう、「使用記録」 へ
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