りんご生産情報第7号(7月5日~7月25日)
令和元年7月4日発表
青森県「攻めの農林水産業」推進本部
果実肥大は順調!
仕上げ摘果を急ぎ、着果量の点検を!!
黒星病の発病葉・発病果の摘み取り徹底を!!!
概要
7月1日時点の果実肥大は、平年を上回っている。
摘果作業は終盤を迎えているが、着果量がまだ多い園地もある。仕上げ摘果を終えていない園地では、できるだけ早く適正な着果量とする。また、仕上げ摘果が終了した園地では、もう一度園地を見回り、適正着果に努める。
黒星病の発生は昨年よりも少なめに推移しているが、病原菌の密度を下げるために、感染源になる発病葉・発病果を摘み取り、適切に処分する。
「7月半ば」の薬剤散布は、黒石、弘前、三戸で7月16日~17日頃に行う。散布予定日に降雨が予想される場合は事前散布に徹するとともに、散布むらが生じないように適正な量を丁寧に散布する。
近年、マメコバチの管理が不十分な園地が多い。天敵や他種のハチの営巣からマメコバチを守るため、巣箱をまだ回収していない園地では、すみやかに回収し、小屋の軒下などにまとめて保管する。