りんご生産情報第9号(8月10日~8月23日)
令和元年8月9日発表
青森県「攻めの農林水産業」推進本部
かん水等、土壌乾燥防止対策の徹底を!
つがるの落果防止剤(ストッポール液剤)の散布は8月15~20日頃!!
黒星病の発病葉・発病果の摘み取り処分を!!!
概要
まとまった雨が降らず、土壌が乾燥状態にあるので、草からの蒸散を防ぐため、草刈りをこまめに行い、樹冠下に敷き草する。また、1㎡あたり20ℓ程度をかん水する。
8月1日現在の果実肥大は、黒石では高温乾燥の影響で、平年よりやや下回っている。その他の地域では、肥大の伸びが鈍化傾向だが、概ね平年並みから平年を上回っている。
摘果は順調に進んだ。しかし、園地や品種によって着果量が多い樹が見られる。今一度着果量を点検し、見直し摘果を徹底する。
黒星病は、秋の二次感染や翌年の感染源を減らすために、発病葉・発病果は見つけ次第摘み取り、処分する。
「8月半ば」の薬剤散布は、黒石、弘前、三戸で8月15日~16日頃に行う。
つがるの熟度の進みは、ほぼ平年並みと見込まれることから、つがるの落果防止剤(ストッポール液剤)の散布は、8月15日~20日頃に行う。
高温の日が続くので、果実の日焼けを起こさないよう着色手入れの際は注意する。
台風等による強風に備え、こまめな休憩と水分の補給をしっかり行う。
農作業事故を防止するために、農作業安全を心がける。