りんご生産情報第９号（８月６日～８月27日）
令和３年８月５日発表
青森県「攻めの農林水産業」推進本部
良品生産に向け、見直し摘果の徹底を！
つがるの落果防止剤（ストッポール液剤）の散布は、８月15～20日頃!!
乾燥対策、高温対策、風害防止対策を万全に!!!
Ⅰ 概要
８月１日現在のふじの果実肥大は、平年並から平年をやや上回っている。
園地によっては着果量が多い樹が見られる。今一度着果量を点検し、肥大の劣る果実や形の悪い果実、病害虫被害果、さび果を主体に見直し摘果を徹底する。
降水量の少ない状況が続き、園地が乾燥している。苗木や若木は乾燥の影響を受け易いのでかん水する。
「８月半ば」の薬剤散布は、黒石、弘前、三戸で８月14～15日頃に行う。散布むらが生じないよう基準散布量を守り、散布予定日に降雨が予想される場合は事前散布に徹する。
つがるの落果防止剤（ストッポール液剤）の散布は、８月15～20日頃に行う。
ハダニ類の発生が見られているので、発生動向を見極めながら適正な防除を行う。
気温が高くなる日が続くので、着色手入れの際は果実の日焼けを起こさないよう注意する。
台風の接近や強風に備え、風害防止対策に万全を期す。
熱中症予防には、こまめな休憩と水分の補給をしっかりと行う。