りんご生産情報第4号(5月21日~6月3日)

りんご生産情報第4号(5月21日~6月3日)

令和4年5月20日発表
青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 

早めに摘果を!
「ふじの落花20日後頃」の薬剤散布は5月30~31日頃!!
腐らん病は見つけ次第、適切な処置を!!!

 

Ⅰ 概 要
 不受精花(カラマツ)が散見される。結実の状況を確認した上で、品種別の標準的な着果程度を目安に、仕上げ摘果を行う。さびなどの障害がなく形の良い果実を見極め、早めに終えるようにする。
 「ふじの落花20日後頃」の薬剤散布は、黒石、弘前、三戸で5月30~31日頃に実施する。散布むらが生じないよう基準散布量を守り、10日間隔で降雨前の散布を徹底する。
 本年も腐らん病の発生が目立っている。枝腐らんは5~6月以降も発病してくるので、見つけ次第切り取り、胴腐らんは、再発病斑を含め、適切に処置を行う。
 開花が早い年は、ふじのつる割れが発生しやすいので、例年、発生が多い園地では、満開20~30日後にヒオモン水溶剤を散布する。
 降水量の少ない状況が続き、園地が乾燥している。苗木や若木は乾燥の影響を受け易いのでかん水する。

 

りんご生産情報第4号(5月21日~6月3日)

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