平成27年5月8日 畜産生産情報 第2号 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 ◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。 ◎公共牧場の有効活用と自給飼料の安定確保を進めよう。 <要 約> ◇ 乳用牛 ~周産期疾病を防ぐ飼育管理~ 1 泌乳期から乾乳期への移行時は、飼育環境の急変を避けるようにし、乾乳牛は、自由運動や日光浴をさせる よう心掛ける。 2 分娩後は食い込みを確認しながら濃厚飼料の給与量を増やし、粗飼料は良質のものを給与する。 ◇ 肉用牛 ~放牧中の飼育管理~ 放牧開始時は肢蹄の病気やけがに特に注意し、早期発見・早期治療に努める。また、殺ダニ剤によるピロプ ラズマ病の予防や、塩分・ミネラルの補給にも注意する。 ◇ 豚 ~繁殖豚の飼育管理~ 繁殖豚の飼育管理については、過肥や発育不良とならないよう、給餌の仕方に気をつける。 ◇ 鶏 ~青森シャモロックの飼育管理~ 1 発育段階に応じた青森シャモロック用飼料等を給与する。 2 鶏舎の出入口には踏込み消毒槽を設置し、消毒の徹底に努める。また、作業衣・作業靴等は鶏舎ごとに専用 のものを着用する。 3 異常鶏を発見した場合は、速やかに家畜保健衛生所に連絡し、指導を受ける。 ◇ 草地・飼料作物 ~草地及び飼料畑の管理~ 1 ロールベール乾草は、品質低下を防ぐため、水分20%以下で梱包するようにする。 2 1番草収穫後は速やかに追肥を行い、2番草の再生と収量確保に努める。 3 サイレージ用とうもろこし畑は、土壌処理剤、生育期用除草剤を適切に利用し、雑草防除に努める。
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