平成27年10月15日 畜産生産情報 第6号 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 ◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。 ◎公共牧場の有効活用と自給飼料の安定確保を進めよう。 <要 約> ◇ 乳用牛 ~分娩前後の飼育管理~ 分娩予定牛は清潔で寝起きがしやすい環境で飼育する。分娩時は、牛を注意深く観察し、けん引等の対応を 適切に行う。 ◇ 肉用牛 ~繁殖牛の退牧後の飼育管理~ 舎飼い開始時は、飼料を急に変えないようにする。配合飼料の増飼いは、分娩2か月前から概ね離乳までの 期間に行うが、過肥にならないよう給与量を調節する。また、蹄の伸び過ぎを防ぐため、削蹄を適切に行う。 ◇ 豚 ~冬期間の飼育管理~ 寒さによる発育の停滞や飼料効率の低下を防ぐため、すきま風の防止や適切な保温など防寒対策を徹底す る。また、呼吸器病等のリスクを軽減するため、密閉状態にせず、室温を確認しながら換気を行う。 ◇ 鶏 ~高病原性鳥インフルエンザ等発生防止対策~ 冬期には高病原性鳥インフルエンザ等の発生リスクが高まるので、鶏舎への野生動物の侵入防止に努めると ともに、防鳥ネットの点検や消毒などによるウイルスの侵入防止対策を徹底する。 ◇ 草地・飼料作物及び環境保全 ~良質たい肥の生産と適正施用~ 良質たい肥生産のため、副資材の添加により通気性を確保するとともに、発酵中は切り返しを適切に行う。 生産したたい肥は、肥料資材及び土壌改良資材として、積極的に草地や飼料畑で利用する。
畜産生産情報H27第6号(本体).doc (57KB)
畜産生産情報H27第6号(本体).pdf (127KB)
畜産生産情報H27第6号(要約).doc (62KB)
畜産生産情報H27第6号(要約).pdf (78KB)