平成28年3月16日 畜産生産情報 第1号 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 ◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。 ◎公共牧場の有効活用と自給飼料の安定確保を進めよう。 <要 約> ◇ 乳用牛 ~子牛育成~ 初生子牛は、生後12時間以内に初乳を与え、清潔な環境で飼育する。生後3日程度で順調に哺乳ができるよ うになったらスターター(人工乳)を与え、ルーメン絨毛の発達を促す。 ◇ 肉用牛 ~放牧に向けた飼育管理~ 放牧1か月前から、運動場に出したり少量の青草を給与するなどして馴致を行う。また、放牧前に各種ワク チン接種や削蹄を済ませておく。 ◇ 豚 ~衛生対策~ 豚舎・豚房の洗浄や消毒を徹底し、飼育環境の悪化を防ぐとともに、疾病の早期発見のため、常に健康状態 を把握する。異常豚を発見した場合は、速やかに獣医師の診断や治療を受ける。 ◇ 鶏 ~青森シャモロックの飼育管理~ 青森シャモロックの「飼育管理マニュアル」に基づき、飼養衛生管理基準を遵守して計画的な生産に努め る。 ◇ 草地・飼料作物 ~草地・飼料畑の準備~ 1 採草地における早春施肥は、目標収量や主体草種に応じて調節し、消雪後速やかに実施する。 2 牧草地におけるムギダニ被害を防ぐため、ムギダニの早期発見と防除に努める。 3 サイレージ用とうもろこしは、作付体系を考慮して品種を選択し、たい肥や土壌改良資材を適切に利用して 土づくりを行う。
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