平成29年5月12日 畜産生産情報 第2号 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 ◎全国和牛能力共進会宮城大会で上位入賞を目指そう。 ◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。 ◎公共牧場の有効活用と自給飼料の安定確保を進めよう。 <要 約> ◇ 乳用牛 ~周産期疾病を防ぐ飼育管理~ 1 泌乳期から乾乳期への移行時は、飼育環境の急変を避けるようにし、乾乳牛は、自由運動や日光浴をさせス トレスを与えない。 2 分娩後は、食い込みを確認しながら濃厚飼料の給与量を増やし、粗飼料は良質のものを給与する。 ◇ 肉用牛 ~放牧中の飼育管理~ 放牧開始時は肢蹄の病気やけがに特に注意し、早期発見・早期治療に努める。また、殺ダニ剤によるピロプラズ マ病の予防や、塩分・ミネラルの補給にも注意する。 ◇ 豚 ~繁殖豚の飼育管理~ 繁殖豚の飼育管理については、過肥や発育不良にならないよう、給餌の仕方に気をつける。発情回帰が遅れてい る豚は、過肥に注意しながら飼料供給量を減らす。 ◇ 鶏 ~青森シャモロックの飼育管理~ 1 発育段階に応じた青森シャモロック用飼料等を給与する。 2 鶏舎の出入口には踏込み消毒槽を設置し、消毒の徹底に努める。また、作業衣・作業靴等は鶏舎ごとに専用 のものを着用する。 3 異常鶏を発見した場合は、速やかに家畜保健衛生所に連絡し、指導を受ける。 ◇ 草地・飼料作物 ~草地及び飼料畑の管理~ 1 ロールベール乾草は、品質低下を防ぐため、水分18%以下で梱包するようにする。 2 1番草はサイレージ調製を基本とし、全ての草地を適期に収穫できるよう計画的に 作業を進める。収穫後は速やかに追肥を行い、2番草の再生と収量確保に努める。 3 サイレージ用とうもろこし畑は、土壌処理剤、茎葉処理剤を適切に利用し、雑草防除に努める。
畜産生産情報H29第2号(本文).doc (98KB)
畜産生産情報H29第2号(本文).pdf (312KB)
畜産生産情報H29第2号(要約).doc (61KB)
畜産生産情報H29第2号(要約).pdf (173KB)