平成29年6月9日 畜産生産情報 第3号 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 ◎全国和牛能力共進会宮城大会で上位入賞を目指そう。 ◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。 ◎公共牧場の有効活用と自給飼料の安定確保を進めよう。 <要 約> ◇ 乳用牛 ~乳質・乳成分データのチェック~ 出荷乳の乳質・乳成分データをチェックし、良質な生乳生産を心がける。特に、体細胞数が増加している場 合、牛の状態を確認し、乳房炎に感染していれば早期治療に努める。 また、細菌数の増加を防ぐため、搾乳機器等の日頃の洗浄・殺菌作業を再点検するとともに、バルククーラー の定期点検を行う。 ◇ 肉用牛 ~放牧中の飼育管理~ ダニが媒介し、小型ピロプラズマ原虫が原因となるタイレリア病(ピロプラズマ病)の発生を防止するた め、放牧期間中は定期的に殺ダニ剤を使用するとともに、異常がみられる場合は速やかに退牧し、治療する。 ◇ 豚 ~肉豚の飼育管理~ 肉質の低下を防ぐために、豚舎内の温度管理や適切な飼料給与に注意する。また、異常肉の発生を防ぐた め、飼育中及び出荷時のストレスを軽減させる。 ◇ 鶏 ~あすなろ卵鶏の飼育管理~ あすなろ卵鶏の飼育は、鶏舎様式、飼育密度に注意し、発育段階に応じた採卵鶏用配合飼料を給与する。 ◇ 草地・飼料作物 ~草地及び飼料畑の管理~ 1 今年は消雪が平年並みであり、5月の気温が高く推移したため、牧草の生育は早い。6月2日現在、オー チャードグラス晩生品種は出穂揃期に、チモシーの極早生品種は出穂期に達しており、刈り遅れのないよう 収穫を進める。 2 アワヨトウの早期発見に努め、発生が確認された場合は直ちに刈り取る。
H29畜産生産情報第3号(要約).doc (63KB)
H29畜産生産情報第3号(要約).pdf (164KB)
H29畜産生産情報第3号(本文).docx (316KB)
H29畜産生産情報第3号(本文).pdf (353KB)