平成29年7月7日 畜産生産情報 第4号 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 ◎全国和牛能力共進会宮城大会で上位入賞を目指そう。 ◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。 ◎公共牧場の有効活用と自給飼料の安定確保を進めよう。 <要 約> ◇ 乳用牛 ~夏季の飼育管理~ 牛舎で送風機を利用する場合は、牛体に風が直接当たるように設置する。ウォーターカップ等の飲水設備は 常に清潔にし、十分な飲水量が確保できるようにする。また、暑熱による日中の採食量の低下を防ぐために、 夜間の涼しい時間帯に給与量を増やすことも効果的である。TMRを給与する場合、2次発酵による嗜好性の 低下を避けるため、給与回数を増やす。 ◇ 肉用牛 ~夏季の飼育管理~ 暑熱による採食量の低下を防ぐために、飼料は夜間や複数回に分けて給与する。飼料や水が変敗しないよう に、飼槽や水槽は常に清潔にする。また、牛舎内の資材は片づけるなどして、通風を妨げないようにする。 ◇ 豚 ~夏季の飼育管理~ 窓の開放や送風機などにより、豚舎内の温度管理と換気に注意する。ただし、子豚には送風機などの風が直 接当たらないようにする。種雄豚との交配はできるだけ涼しい時間帯に行う。 ◇ 鶏 ~夏季の飼育管理~ 鶏舎の風通しを良くするとともに、屋根への散水や日よけの設置などを行う。また、採食量の低下を防ぐた めに、夜間に点灯して給餌を行うことも効果的である。 ◇ 草地・飼料作物 ~2番草の収穫と草地更新~ 1 2番草の刈遅れは、収量及び品質の低下が著しく、3番草の伸長不足にもつながるので、刈取適期を逃さな いよう特に注意する。 2 計画的に草地更新を行い、生産力の回復に努める。更新前には土壌診断を行い、その結果に基づいた土壌改 良を行う。
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