臨時農業生産情報 (大雪に対する技術対策) 平成22年3月10日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 県内では10日夜遅くにかけて湿った雪が降り、大雪になる見込みです。また、来週 も降雪が懸念されるので、今後の気象情報に注意し、次の事項に留意し、被害の未然防 止に万全を期してください。 1 野菜・花き (1)パイプハウス等では倒壊を防ぐため、雪を早めに下ろす。また、ハウス内を加温 して屋根から雪が滑り落ちるように配慮する。 (2)ハウスサイドの雪は早めに排雪する。 (3)ハウスは必要に応じて支柱で補強する。 (4)トマトの育苗などでは温度管理に十分注意する。 2 りんご・特産果樹 (1)樹に積もった雪は、軽いうちに下ろす。 (2)雪に埋もれた枝は、早めに引き上げる。 (3)剪定によって落とす見込みの枝が雪に埋もれている場合は、早めに切り取り、塗 布剤を塗るなどして切り口の保護に努める。 3 畜産 (1)積雪による畜舎等の倒壊を防ぐため、屋根の雪下ろしや支柱による補強を行う。 (2)フィルム製の屋根材を使用している堆肥舎等については、施設側面の除雪を行う とともに、発酵熱等による室温上昇を図り、屋根から雪が滑り落ちるように配慮す る。
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