臨 時 農 業 生 産 情 報 (強風・低温に対する技術対策) 平成22年4月12日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 仙台管区気象台が4月9日に発表した「低温に関する異常天候早期警戒情報(東北地方)」及び4月12日現 在の「週間天気予報」によると、4月13日から数日間、低気圧の発達により荒れた天気となるおそれがありま す。 また、4月14日頃からの10日間程度は、気温が平年よりかなり低くなるおそれがあります。 このため、今後の気象情報に十分注意し、次の点に留意して、強風と低温による被害の防止と軽減に努めて ください。 1 水 稲 (1)ハウスやビニールトンネルなどの被覆資材が飛ばないよう補強に努める。 (2)育苗中の苗は、保温資材で保護するか暖房器具で加温する。 2 りんご・特産果樹 (1)防霜ファンが設置されている園地では、事前に点検整備を行い、2℃でファンが始動するように設定す る。 (2)燃焼資材に点火する場合は、展葉期で-1℃、つぼみや開花期で0℃を目安とする。 (3)ぶどうなどのハウス施設は、支柱などで補強するとともに、暖房器具で加温する。 3 野菜・花き (1)ハウスやビニールトンネルなどの被覆資材が飛ばないよう補強に努める。 (2)ハウス栽培や育苗では、保温資材で保護するか暖房器具で加温する。また、苗の定植は、天候の回復を待 って行う。 (3)トンネル栽培では、保温資材で二重被覆する。 (4)露地栽培の場合は、べたがけ資材で被覆する。
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