臨 時 農 業 生 産 情 報 (低温に対する技術対策) 平成22年4月20日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 仙台管区気象台が4月16日に発表した「低温に関する異常天候早期警戒情報(東北地方)」及び4月20日 現在の「週間天気予報」によると、4月23日頃から気温が平年よりかなり低くなる恐れがあり、この状態は、 しばらく継続する見込みです。 また、4月22日頃から数日間は、低温により凍霜害の恐れがあります。 このため、今後の気象情報に十分注意し、次の点に留意して、低温による被害の防止と軽減に努めてくださ い。 1 水 稲 (1)育苗中の苗は、保温資材で保護するか暖房器具で加温する。 (2)トンネル育苗では、保温資材で二重被覆するか育苗箱の肩の高さまで水を入れる。 (3)霜害を受けた場合は、速やかに苗に散水し、被害の軽減に努める。 2 りんご・特産果樹 (1)防霜ファンが設置されている園地では、事前に点検整備を行い、ファンが2℃で始動するように設定す る。 (2)燃焼資材に点火する場合は、展葉期で-1℃、つぼみや開花期で0℃を目安とする。 (3)ぶどうなどのハウス栽培では、暖房器具で加温する。 3 野菜・花き (1)ハウス栽培や育苗では、保温資材で保護するか暖房器具で加温する。また、苗の定植は、天候の回復を待 って行う。 (2)トンネル栽培では、保温資材で二重被覆する。 (3)露地栽培の場合は、べたがけ資材で被覆する。 (4)被害を受けても回復の見込みがある場合は、殺菌剤や葉面散布剤を早急に散布する。 ┌──────────────────────┐ │報道機関用提供資料 │ ├──────┬───────────────┤ │ │農産園芸課 │ │ │稲作振興グループ 舘山主幹 │ │担 当 課 │野菜・畑作物振興グループ原主幹│ │担当者 │りんご果樹課 │ │ │生産振興グループ 小笠原主査 │ ├──────┼───────────────┤ │電話番号 │直通 017-734-9481│ │ │内線 3460 │ ├──────┼───────────────┤ │ │農林水産部 │ │報道監 │ │ │ │小山内農商工連携推進監(次長)│ │ │ │ │ │内線 3181 │ └──────┴───────────────┘ 【おしらせ】 青森県では、臨時農業生産情報をパソコンや携帯電話にメール配信するサービスを実施して います。青森県農業情報のホームページ「アップルネット」からお申し込み下さい。
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