農 作 物 生 産 指 導 臨 時 情 報 (大雨に対する技術指導) 平成22年9月1日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 8月31日から9月1日にかけての津軽を中心とする大雨により、冠水や浸水したほ場が見られていますの で、今後の気象情報に注意し、農作物の管理に当たっては次の対策を進めて、被害の軽減に努めてください。 (事後対策) 1 水稲 (1)流入した土砂は、速やかに取り除く。 (2)冠水や浸水した水田では、排水を急ぐとともに、稲に付着した泥を洗い流す。 (3)決壊した用排水路や畦畔は、速やかに補強・整備する。 (4)倒伏した稲は引き起こし、4~5株ごとに止葉の基部を束ねるなど、登熟促進に努める。 2 畑作・野菜・花き (1)ほ場に停滞した水は、排水溝を設けて速やかに排水し、作物に付着した泥は清水で洗い流す。 (2)流入した土砂は、速やかに排出するとともに、うね間の中耕を行い、生育促進に努める。 (3)冠水、浸水により損傷を受けた作物は、病害虫が発生しやすくなるので防除を徹底する。 3 りんご等果樹 (1)冠水した園地では、できるだけ早く、果実や葉に付着したゴミを取り除き、泥を清水で洗い落とす。有袋 果は除袋してから、これらの管理を行う。 (2)傷ついた果実は、速やかに取り除く。腐敗した果実は、随時、取り除く。 (3)土砂の集積が激しいときは、樹の根元の土砂を取り除く。 4 飼料作物 (1)飼料畑に停滞した水は、速やかに排水する。 (2)ロールベールサイレージのラップが裂けたり破損した場合は、破損部分を直ちに補修するとともに、でき るだけ早く家畜に給与する。 ┌──────────────────────┐ │報道機関用提供資料 │ ├──────┬───────────────┤ │ │農産園芸課 │ │ │稲作振興グループ 舘山主幹 │ │担 当 課 │野菜・畑作物振興グループ 原主幹│ │担当者 │りんご果樹課 │ │ │生産振興グループ 小笠原主査 │ │ │畜産課 │ │ │経営支援グループ 梶田技師 │ ├──────┼───────────────┤ │電話番号 │直通 017-734-9481│ │ │内線 3460 │ ├──────┼───────────────┤ │ │農林水産部 │ │報道監 │ │ │ │小山内農商工連携推進監(次長)│ │ │ │ │ │内線 3181 │ └──────┴───────────────┘ 【おしらせ】 青森県では、臨時農業生産情報をパソコンや携帯電話にメール配信するサービスを実施して います。青森県農業情報のホームページ「アップルネット」からお申し込み下さい。
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