臨時農業生産情報 (低温に対するりんご・特産果樹の技術対策) 平成23年5月27日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 仙台管区気象台が5月24日に発表した「低温に関する異常天候早期警戒情報」(東北地方)によると、5 月30日頃からの1週間は、気温が平年よりかなり低くなる見込みとなっています。 このため、今後の気象状況に十分注意し、次の事項に留意して、栽培管理に万全を期してください。 (事前対策) 1 園地に設置されている防霜ファンの始動温度は2℃に設定する。 著しく低温になったときは、防止効果が小さいので燃焼法も併用する。 2 燃焼法では、気温が0℃になったら、燃焼資材に点火する。 3 ぶどうなどのハウス栽培では、ハウス内の気温が0℃になったら暖房器具で加温する。 (事後対策) 1 りんご幼果のさび程度や果形等を確認した上で摘果を行う。 被害が著しい場合は、比較的障害の少ない果実を着果させ、結実確保に努める。 2 ぶどうの主芽に被害を受け、結実量が不足すると思われる場合は、副芽を利用して結実量を確保する。
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