臨時農業生産情報 (水稲の斑点米カメムシ類に対する防除対策) 平成24年8月10日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 県病害虫防除所が8月10日に発表した「水稲防除指導情報第1号」によると、斑点米カメムシ類の発生量は 平年並から多い状況となっています。 このため、今後の斑点米カメムシ類の発生状況に十分注意し、次の事項に留意して、防除を徹底してくださ い。 1 1回防除体系 薬剤毎に定められた使用時期に応じて適期防除を行う。 ・キラップフロアブル、キラップ粉剤DLは、穂揃期~穂揃7日後に散布する。 ・ジノテフラン液剤(スタークル液剤10、スタークルメイト液剤10)、ジノテフラン顆粒水溶剤(スタ ークル顆粒水溶剤、アルバリン顆粒水溶剤)、ジノテフラン粉剤(スタークル粉剤DL、アルバリン粉剤D L)、ダントツ水溶剤、ダントツフロアブル、ダントツH粉剤DLは、穂揃7~14日後に散布する。 ・ 例年斑点米カメムシの被害が見られる地域や登熟後期に斑点米カメムシ類の発生が多い場合は、前回防 除の10~14日後に追加防除を行う。 2 2回防除体系 ・ 合成ピレスロイド剤、有機リン剤を使用する場合は、1回目の防除を穂揃期に行い、その7~10日後 に2回目の防除を行う。 ・ 例年斑点米カメムシの被害が見られる地域や登熟後期に斑点米カメムシ類の発生が多い場合は、前回防 除の7~10日後に追加防除を行う。 3 水面施用剤による防除は、斑点米カメムシ類が多発した場合、効果が劣る例があるので、ドリフトを避ける 必要がある場合などに使用する。また、散布後7日間は落水や掛け流しは行わない。 4 水田だけでなく畦畔や休耕田の防除も徹底し、地域ぐるみや広域一斉の薬剤散布で防除効果を高める。 ┌────────────────────────────────────┐ │~農薬の使用に当たって~ │ │○農薬の適正使用と隣接農地への飛散防止に十分気をつけましょう。 │ │○農薬を使用する場合には、必ず最新の農薬登録内容を確認してください。 │ │<農林水産省「農薬情報」(http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_info/)> │ └────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────┐ │報道機関用提供資料 │ ├───────┬──────────────┤ │担 当 課 │ 農産園芸課 │ │担 当 者 │ 稲作振興グループ 腰巡主幹 │ ├───────┼──────────────┤ │電話番号 │ 直通 734-9480 │ │ │ 内線 3456 │ ├───────┼──────────────┤ │ │ 農林水産部 │ │報 道 監 │ 一戸次長 │ │ │ 内線 3182 │ └───────┴──────────────┘
臨時農業生産情報(8月10日).pdf (110KB)