臨 時 農 業 生 産 情 報 (大雪に対する技術対策) 平成25年1月11日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 県内では、このところの降雪により、津軽地方を中心に積雪深が平年を大きく上回っています。 また、仙台管区気象台(平成25年1月11日発表)の「東北地方1か月予報」によると、東北日本海側では 平年並に雪の日が多い見込みとなっています。 今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、農作物等の適正な管理及び被害の未然防止に努めてくださ い。 1 りんご等果樹 (1) 園地内の作業道を確保し、雪が新しく軽いうちに、樹の雪降ろしを行う。 (2) 雪に埋もれた枝先は、抜き上げる。 (3) 剪定で除去する見込みの枝が雪中に埋もれている場合は、早めに切り取り、塗布剤を塗るなどして切り口 を保護する。 (4) 昨冬の豪雪により被害を受けた枝や樹は、被害部を再点検し、必要に応じて補強する。 (5) 2月上旬からの融雪剤散布に備え、事前に準備する。 2 野菜・花き (1) ハウスは、倒壊しないよう点検、補修を行うとともに、支柱や筋かい等を取り付け補強する。 (2) ハウスに積もった雪は、ハウス内の暖房で落雪を促し、早めに下ろす。また、ハウス側面に積もった雪 は、速やかに除排雪する。 (3) ハウスが破損した場合は、速やかに補修する。 (4) 冬期間ハウスを利用しない場合には、ビニールをはぐ。 3 畜産 (1) 大雪による畜舎等の倒壊を防ぐため、屋根の雪下ろしや支柱による補強を行う。
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