臨 時 農 業 生 産 情 報 (暴風及び融雪に関する技術対策) 平成25年4月5日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 青森地方気象台発表(4月4日16時30分)の「発達する低気圧に関する青森県気象情報第1号」によると、低 気圧が急速に発達しながら日本海を北東に進み、7日は南よりの風が強まり、大荒れとなる見込みです。 今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。 1 共通の融雪対策 (1)急激な融雪に伴い、崩壊の恐れがある農地や林地、農道や林道等及び増水中の水路では、事故に巻き込ま れないよう十分注意するとともに、異常を発見した場合は、市町村等へ連絡する。 (2)気象情報に十分に注意を払うとともに、増水中の河川付近での作業は行わないようにする。 2 りんご等果樹 (1)風による枝ゆれなどで、雪害等による折損部が拡大しないよう、支柱等で固定する。 (2)支柱への結束状況を再点検し、ゆるいものは再度結束する。 (3)ぶどうのハウス施設や垣根等は、マイカ線等の締め直しや支柱等による補強を行う。 (4)浸水した園地では、速やかに排水する。 3 ハウス(水稲育苗、野菜・花き) (1)ビニール等被覆資材が飛ばないようマイカ線などで補強するとともに、ハウスが倒壊しないよう支柱を入 れる。 (2)ハウス内に融雪水が停滞、流入しないよう、ハウスの周囲に排水溝を設けるなど、排水対策を徹底する。 4 畜 産 (1)畜舎等は、破損を防ぐため、支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。 (2)ロールベールサイレージは、ブルーシートなどで覆いストレッチフィルムの破損を防ぐ。 (3)畜舎や飼料庫への融雪水の浸水は、家畜の飼育環境の悪化につながるため、必要に応じて除雪や溝きりな どによる排水を実施する。
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