臨 時 農 業 生 産 情 報 (低温に関する技術対策) 平成25年5月2日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 青森地方気象台発表(4月30日16時30分)の「長期間の低温に関する青森県気象情報第1号」によると、強 い寒気の南下により気温の低い状態が5月7日頃までは持続する見込みです。 今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。 1 りんご・特産果樹 (1)防霜ファンの始動温度は2℃に設定する。著しく低温になったときは、防止効果が小さいので燃焼法も併 用する。 (2)燃焼法では、気温が0℃になったら、燃焼資材に点火する。 (3)ぶどうなどのハウス栽培では、ハウス内の気温が0℃になったら暖房器具で加温する。 2 水稲 (1)育苗中の苗は、保温資材で保護するか暖房器具で加温する。 (2)トンネル育苗では、保温資材で二重被覆するか育苗箱の肩の高さまで湛水する(排水良好な苗代に限る)。 (3)霜害を受けた場合は、速やかに苗に散水し、被害の軽減に努める。 3 野菜・花き (1)ハウス栽培や育苗では、保温資材で保護するか暖房器具で加温する。また、苗の定植は、天候の回復を待 って行う。 (2)トンネル栽培では、保温資材で二重被覆する。 (3)露地栽培の場合は、べたがけ資材で被覆する。 (4)被害を受けても回復の見込みがある場合は、殺菌剤や葉面散布剤を早急に散布する。
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