臨 時 農 業 生 産 情 報 (台風18号に対する技術対策) 平成25年9月13日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 気象庁の進路予報(9月13日12:45発表)によると、台風18号は、本県に9月16日の午後から17 日の午前にかけて接近する見込みです。 台風の進路によっては、今後、強風や大雨等による農作物への影響が懸念されますので、気象情報に十分注意 し、次の点に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。 1 りんご等果樹 (1)防風ネットを直ちに張り、破れている部分は補修する。 (2)雪害で折損したり、腐らん病にり病している樹は、強風で枝が折れたり、樹が倒れないよう支柱で補強 する。 (3)りんごのわい化樹や幼木は、支柱への結束状況を点検し、ゆるんでいる場合は再度結束する。 (4)ぶどうの垣根、なし棚、ハウス施設等は、支柱等で補強する。また、収穫を終えたハウスではビニール を速やかに収納する。 2 水 稲 (1)大雨に備え、用排水路を点検・補修する。 (2)稲刈りが可能なほ場は、速やかに収穫する。 (3)まだ、稲刈りができないほ場は、排水溝を設けるなど排水に努める。 3 畑作・野菜・花き (1)ビニールハウスやトンネルでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検、補修を行うと ともに、マイカー線や支柱などで補強する。 (2)ながいもなどの支柱は、倒れないように補強する。 (3)マルチ資材は、飛散しないよう土でしっかり固定する。 (4)ほ場や施設周辺に排水溝を設けるなど排水に努める。 4 畜産 (1)低地や排水の悪い飼料畑は、排水溝を設けるなど排水に努める。 (2)ロールベールサイレージはストレッチフィルムの破損を防ぐため、ブルーシート等で覆う。 (3)畜舎等は、破損を防ぐため、支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。
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