臨 時 農 業 生 産 情 報 (発達する低気圧に対する技術対策) 平成25年11月8日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 青森地方気象台によると、10日は低気圧が発達しながら北日本を通過するため、風雨 が強まり、荒れた天気となる見込みとなっています。 今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてくださ い。 1 りんご等果樹 (1) 防風ネットを直ちに張り、破損している部分は補修する。 (2) 雪害で折損したり、腐らん病にり病している樹は、強風で枝が折れたり、樹が倒れ ないよう支柱等で補強する。 (3) りんごのわい化樹や幼木は、支柱への結束状況を点検し、ゆるんでいる場合は再度 結束する。 (4) ぶどうの垣根、なし棚、ハウス施設等は、支柱等で補強する。収穫を終えたハウス ではビニールを速やかに収納する。 (5) 収穫適期となった果実は速やかに収穫する。また、降雨時に収穫する場合は、果実 に泥が付着しないように注意する。 (6) 落果や収穫の際に落とした果実は収穫果に混入させない。 2 野菜・花き (1) ビニールハウスは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検、補修を行う とともに、マイカー線や支柱などで補強する。 (2) 露地野菜のマルチ資材は、飛散しないよう土でしっかり固定する。 3 畜産 (1) ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐため、ブルーシート 等で覆う。 (2) 畜舎等は、破損を防ぐため、支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完 全に閉める。
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