臨 時 農 業 生 産 情 報 (発達する低気圧に対する技術対策) 平成26年12月16日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 青森地方気象台発表(12月16日16時39分)の「暴風雪と高波及び大雪に関する 青森県気象情報第3号」によると、発達する低気圧の影響で、12月17日から18日に かけて、県内では風雪が強まる見込みとなっているので、被害の未然防止と軽減に努めて ください。 1 共通事項 (1)倒壊の恐れのある施設には近づかない。 (2)ハウス等の雪降ろしを行う際には複数人で作業を行う。 など、人命優先の対策に努める。 2 りんご等果樹 (1)大雪の際は、まだ雪が新しく軽いうちに樹上の雪下ろしを行い、雪に埋もれた枝先 を抜き上げる。 (2)剪定予定の枝で雪の沈下によって折れそうな場合は、早めに切り取り、直ちに切り 口にバッチレートを塗布する。 3 水稲・野菜・花き等のハウス (1)ビニールハウスでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検、補修を行 うとともに、マイカ線や支柱などで補強する。 (2)ハウス内の暖房で落雪を促すとともに、側面に積もった雪は速やかに除排雪する。 (3)ハウスが破損した場合は、速やかに補修する。 4 畜産 (1)ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐため、シート等で覆う。 (2)畜舎等は、破損を防ぐため支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全 に閉める。
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