臨 時 農 業 生 産 情 報 (発達する低気圧に対する技術対策) 平成27年9月30日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 青森地方気象台発表(9月29日15時37分)の「発達する低気圧に関する青森気象情報第1号」による と、低気圧が急速に発達しながら日本海を北東へ進む影響で風が強まり、本県では10月2日を中心に大荒れと なる見込みです。 今後の気象情報に十分注意し、次の事項に留意して、被害の防止と軽減に努めてください。 1 りんご等果樹 (1)防風ネットを張り、破れている部分は補修する。 (2)腐らん病にり病している樹は、強風で枝が折れたり、倒れないよう支柱等で補強する。 (3)りんごのわい化樹や幼木は、支柱への結束状況を点検し、ゆるんでいる場合は再度結束する。 (4)ぶどうの垣根、なし棚、ハウス施設等は、支柱等で補強する。 (5)収穫適期となった果実は速やかに収穫する。降雨時に収穫する場合は、果実に泥が付着しないように注意 する。 (6)落果した果実や収穫時に落とした果実は、それぞれの用途に応じて適切に処理する。 2 水 稲 (1)稲刈りが可能なほ場は、速やかに刈り取る。 (2)はさ掛けなど自然乾燥中の稲束は、飛散しないよう補強する。 3 畑作・野菜・花き (1)ビニールハウスやトンネルでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設を点検、補修するとともに、 マイカ線や支柱などで補強する。 (2)ながいもなどの支柱は、倒れないように補強する。 (3)露地野菜のマルチ資材は、飛散しないよう土でしっかり固定する。 4 畜 産 (1)ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐためシート等で覆う。 (2)サイレージ用とうもろこしは、収穫適期に達しているものは、天候の推移を見極めながら刈取りを急ぐ。 (3)畜舎等は、破損を防ぐため支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。
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