臨 時 農 業 生 産 情 報 (台風第23号に対する技術対策) 平成27年10月7日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 青森地方気象台発表(10月6日17時15分)の「平成27年台風第23号に関する青森県気象情報第1 号」によると、台風第23号の北上に伴い、本県では8日にかけて風が西よりとなり、強まる見込みです。 今後の気象情報に十分注意し、次の事項に留意して、被害の防止と軽減に努めてください。 1 りんご等果樹 (1)防風ネットを張り、破れている部分は補修する。 (2)先日の暴風で被害を受けた枝や樹は折れやすいので、支柱等で補強する。 (3)りんごのわい化樹や幼木は、支柱への結束状況を点検し、ゆるんでいる場合は再度結束する。 (4)ぶどうの垣根、なし棚、ハウス施設等は、支柱等で補強する。 (5)収穫適期となった果実は速やかに収穫する。降雨時に収穫する場合は、果実に泥が付着しないように 注意する。 (6)落果した果実は、農薬使用基準上問題がないことを確認の上、それぞれの用途に応じて適切に処理する。 2 水 稲 (1)稲刈りが可能なほ場は、速やかに刈り取る。 (2)はさ掛けなど自然乾燥中の稲束は、飛散しないよう固定する。 3 畑作・野菜・花き (1)ビニールハウスやトンネルでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設を点検、補修するとともに、 マイカ線や支柱などで補強する。 (2)ながいもなどの支柱は、倒れないように補強する。 (3)露地野菜のマルチ資材は、飛散しないよう土でしっかり固定する。 4 畜 産 (1)ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐためシート等で覆う。 (2)サイレージ用とうもろこしは、収穫適期に達しているものは、天候の推移を見極めながら刈取りを急ぐ。 (3)畜舎等は、破損を防ぐため支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。
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