臨 時 農 業 生 産 情 報 (風雪及び大雪に対する技術対策) 平成28年1月15日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 県内の積雪深は、青森など一部で平年並、その他の地点では平年より少ない状況となっていますが、青森地方 気象台(1月15日)発表の「発達する低気圧と強い冬型の気圧配置に関する青森県気象情報第1号」による と、1月18日に低気圧が急速に発達しながら三陸沖を北上するため、風雪が強まり、三八上北を中心に大雪と なり、また、その後21日頃にかけては強い冬型の気圧配置が続き、津軽や下北を中心に大雪となり、暴風雪と なるおそれがあります。 今後の気象情報に注意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。 1 共通事項 (1)倒壊の恐れのある施設には近づかない。 (2)ハウス等の雪下ろしを行う際には複数人で作業する。 2 りんご等果樹 (1)雪が新しく軽いうちに、樹上の雪下ろしや雪に埋もれた枝先の抜き上げを行う。 (2)剪定予定の枝で折れそうな場合は、早めに切り取り、直ちに切り口にバッチレートを塗布する。 3 野菜・花き等のハウス (1)ビニールハウスでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検、補修を行うとともに、マイカ線 や支柱などで補強する。 (2)ハウス内の暖房で落雪を促すとともに、側面に積もった雪は速やかに除排雪する。 (3)ハウスが破損した場合は、速やかに補修し保温に努める。 4 畜産 (1)ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐためシート等で覆う。 (2)大雪による畜舎等の倒壊を防ぐため、屋根の雪下ろしや支柱による補強を行う。
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