臨時農業生産情報 (水稲の低温に対する技術対策) 平成28年7月13日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 県内の気温は、7月19日頃からの約1週間は、平年よりかなり低くなる見込みとなっています。 県内の水稲は、これから低温に最も弱い穂ばらみ期を迎えるので、今後の気象状況に十分注意し、次の事項に 留意して、水稲の栽培管理に万全を期してください。 1 中干しを実施している場合は、直ちに中止し、幼穂形成期から10日間は、水深10cm程度の「幼穂形成期 深水かんがい」を徹底する。入水にあたっては、水田の水温が急激に低下しないよう徐々に深水とする。 2 穂ばらみ期(幼穂形成期10日後~出穂7日前)は、低温に最も弱い時期なので、平均気温20℃以下、又 は最低気温17℃以下の低温が予想される場合は、15cm以上の深水にして幼穂を保護し、障害不稔の発生を 防止する。 3 入水は、昼間止水・夜間かんがいとし、水田の水温が急激に低下しないよう徐々に深水とする。 4 ほ場をよく見回り、畦畔を点検・補強して漏水防止に努める。
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