臨時情報

臨時農業生産情報(高温に対する技術対策)

農産園芸課2016/08/09
                 臨 時 農 業 生 産 情 報
                                 (高温に対する技術対策)

                                                                   平成28年8月9日
                                       青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 仙台管区気象台発表(8月8日14時30分)の「高温に関する異常天候早期警戒情報(東北地方)」による
と、東北地方は8月13日頃からの約1週間かなりの高温(7日平均地域平年差+2.4℃以上)状態が続く見
込みです。
 今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、農作物の適正な管理に努めてください。

1 水 稲
(1)出穂期から10日間は、開花・受精のため5~6cmの水深を保つ。
(2)出穂後6~10日の期間に高温になると、胴割米などが発生し品質が低下しやすくなるので、時々水の入
  替えを行い、根の老化を防止する。
(3)早期落水は品質低下を助長するので、落水の目安「乾田で出穂後30~35日、湿田で出穂後20~25
  日」を守る。
(4)斑点米カメムシ類の発生が「やや多い」と予想されているので、適期防除を徹底する。

2 野菜・花き
(1)ハウス等施設栽培では、換気や遮光資材などによる温度管理を徹底する。
(2)トマトや花き等のハウス栽培では、生育に応じた追肥やかん水を行い、草勢を維持する。
(3)高温・乾燥が続くと、ハダニ類、アブラムシ類、うどんこ病等の発生が多くなるので、早期発見・早期防
  除に努める。

3 りんご等果樹
(1)徒長枝の整理、支柱入れや枝つりなどの着色手入れは、日焼け果が発生しないよう高温時には控える。
(2)苗木や若木は乾燥の影響を受けやすいので、園地の状況を確認し、乾燥している場合は1㎡当たり20
  リットル程度をかん水する。
(3)草からの蒸散を防ぐため、草刈りをこまめに行い、樹冠下に敷き草をする。

4 畜 産
(1)畜舎の暑熱対策
  ア 窓を開放したり換気扇や送風機を利用して、舎内の風通しを良くする。
  イ 日除けの設置や屋根への散水等により舎内温度を下げる。
(2)家畜の飼養管理
    ア 飼料給与は朝、夕の涼しい時間帯に行うほか、給与回数を増やすことで乾物摂取量を高める。
  イ 新鮮な水を常に飲めるようにする。
  ウ 乳用牛では特に、乳量や乳成分の低下を防ぐため、良質の一番草を給与するようにし、ビタミンやミネ
   ラルの補給に努める。また、種雄豚の交配は涼しい時を選び、供用は週2回程度とする。
  エ 鶏については、十分に飲水させるとともに、夜間に給餌するなど、給餌時間を変える方法も有効であ
   る。
(3)放牧牛の管理
    ア 放牧は、木陰のある牧区を使い、ミネラルの補給を欠かさないようにするとともに、常に新鮮な水を飲
   めるようにする。
    イ 放牧牛の行動をよく観察し、異常牛の早期発見・早期治療に努める。

5 農作業(熱中症の予防)
(1)日中の暑い時間帯は作業を避けるとともに休憩をこまめに取る。
(2)通気性の良い作業着や帽子を着用し、汗で失われる水分や塩分を十分に補給する。

280808臨時農業生産情報(高温に対する技術対策).pdf (173KB)
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