臨 時 農 業 生 産 情 報 (発達する低気圧に対する技術対策) 平成28年11月1日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 仙台管区気象台発表(11月1日10時40分)の「東北地方週間天気予報」によると、3日は低気圧の影響 で、日本海側では荒れた天気となり、低気圧の発達程度によっては大荒れとなるおそれがあります。 今後の気象情報に十分注意し、農作物への被害の未然防止と軽減に努めてください。 1 りんご等果樹 (1)防風ネットを張り、破れている部分は補修する。 (2)腐らん病にり病したり、雪害を受けて折損した樹は、強風で枝が折れたり、樹が倒れないよう支柱等で補 強する。 (3)りんごのわい化樹や幼木は、支柱への結束状況を点検し、ゆるんでいる場合は再度結束する。 (4)ぶどうの垣根、なし棚、ハウス施設等は、支柱等で補強する。 (5)降雨時に収穫する場合は、果実に泥が付着しないように注意する。 2 野菜・花き (1)ビニールハウスでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検、補修を行うとともに、マイカ線 や支柱などで補強する。 (2)露地野菜のマルチ資材は、飛散しないよう土でしっかり固定する。 3 畜産 (1)ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐためシート等で覆う。 (2)畜舎等は、破損を防ぐため支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。
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