臨時農業生産情報(降霜に関する技術対策)

臨時農業生産情報(大雨に対する技術対策)

臨時農業生産情報(大雨に対する技術対策)
                    平成30年6月25日
                    青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 青森地方気象台発表(平成30年6月25日16時15分)の「大雨に関する青森
県気象情報第1号」によると、27日から28日頃にかけて、梅雨前線の活動が活
発になるため、青森県では、特に津軽を中心に大雨となる見込みであることから、農
作物の栽培管理に留意してください。

1 共通の対策
  地盤が緩み崩壊の恐れがある農地・林地及び農道・林道並びに増水中の河川など
 には、事故に巻き込まれないよう近寄らないようにし、異常を発見した場合は、速
 やかに市町村等へ連絡する。
2 水稲
  浸水や冠水被害防止のため、排水溝の清掃や補修、畦畔の補強を行う。
3 野菜・花き
  ほ場や施設周辺に排水溝を設けるなど、排水に努める。
4 畜産
(1)低地や排水の悪い飼料畑は、排水溝を設けるなどの排水対策を行う。
(2)畜舎に雨水が流入した場合に備え、除ふん作業を済ませ、紙袋の飼料などは
  浸水しない場所に移動しておく。
5 農地・農業用施設
(1)ため池は、貯水位が高い場合には放流して水位を十分に低下させておくととも
  に、洪水吐、水門等を点検し、通水の阻害となる土砂、ゴミや流木等の除去に努
  める。
(2)水路は、水門が適正に閉じているあるいは開いていることを確認し、通水の阻
  害となる土砂、ゴミや流木等の除去に努める。
0625臨時農業生産情報(大雨に対する技術対策)

この記事に関するご意見・ご質問はこちらまで

facebookでシェア Xでシェア