臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

            臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

                           令和元年5 月1 0 日
青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 青森地方気象台によると、県内では、11日(土)の朝は冷え込み、平野部でも霜のおりるおそれが
あります。また、12日(日)及び13日(月)の朝も晴れて気温の下がる可能性があります。
今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。

1 りんご・特産果樹
(1)防霜ファンが設置されている園地では、ファンの始動温度を2℃に設定し、著しく低温になったときは、燃焼法も併用する。
(2)燃焼法では、気温が0℃になったら燃焼資材に点火する。
(3)ぶどうの無加温ハウスでは、石油ストーブ等で0℃になったら加温する。

2 水稲
(1)ハウス育苗では、保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。
(2)トンネル育苗では、保温資材で二重被覆する。
(3)育苗中の苗が霜害を受けた場合は、速やかに苗に散水し、被害軽減に努める。

3 野菜・花き
(1)ハウス栽培では、保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。
(2)トンネル栽培では、保温資材で二重被覆する。
(3)露地栽培では、べたがけ資材で被覆する。
(4)被害を受けても回復の見込みがある場合は、早急に葉面散布剤などの散布により、回復に努める。

20190510臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

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