臨時農業生産情報(水稲の刈取適期が早まることに対する技術対策)

       臨時農業生産情報(水稲の刈取適期が早まることに対する技術対策)

                                令和元年8月28日
                        青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 

 本年は出穂期が平年に比べ2日程度早かったことに加え、その後も津軽地域を中心

に高温傾向となっていることから、地域によっては平年に比べ5日程度刈取適期が早

まると予想されます。刈り遅れによる品質低下を防ぐため、早めに排水対策・機械点

検等の準備を進め、適期内に収穫できるようにしましょう。

 

1  刈取適期の予測と留意点
(1)各市町村における出穂最盛期からの積算気温(960℃)で算出した刈取適期は、

  津軽地域で9月13日~24日頃、県南地域は9月16日~28日頃となり、

  出穂の早いほ場では、これより3~5日程度早くなると予想される。

(2)出穂後の気温が高い地域や、籾数が少ないほ場では、更に適期が早まると予想

  されるほか、中南地域を中心に、出穂後の最高気温が高めに経過したところでは、

  刈遅れによる胴割粒の発生が懸念されることから特に注意する。
(3)ほ場毎に刈取適期が異なることから、籾の黄化程度等を見極め、適期内に刈り

  終えるようにする。

 

臨時農業生産情報(刈取り適期に対する情報)

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