臨時農業生産情報(風雪及び大雪に対する技術対策)
令和元年11月19日
青森県「攻めの農林水産業」推進本部
青森地方気象台発表(令和元年11月19日6時45分)「高波と風雪及び大雪に
関する青森県気象情報第1号」によると、青森県では、19日夜遅くから20日夕方
にかけて、西よりの風が雪を伴い強い見込みです。
今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、農作物の適正な管理に努めてくだ
さい。
1 りんご等果樹
(1)苗木やわい化樹の幼木は支柱を立てて、枝をひもや縄などで結束する。
(2)雪害を受けそうな枝には、支柱を入れる。
(3)強風に備え、ぶどうの垣根、なし棚、ハウス施設等は、支柱等で補強する。
(4)大雪の際は、雪が新しく軽いうちに、樹の雪下ろしを行う。
2 野菜・花き
(1)ビニールハウスは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう点検、補修するとと
もに、マイカ線や支柱などで補強する。
(2)ハウスが破損した場合は、速やかに補修し保温に努める。
(3)ハウスに積もった雪は早めに下ろす。また、ハウス内を暖房して融雪を促し、
落雪を容易にする。
(4)ハウス側面に積もった雪は、速やかに除排雪する。
(5)冬期間利用しないハウスは、できるだけビニールをはいでおく。
3 畜産
(1)ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐため、シート等
で覆う。
(2)畜舎等は、破損を防ぐため、支柱等で補強するとともに、シャッターや窓など
を完全に閉める。