新型コロナウイルス感染拡大及び熱中症の防止に関する臨時農業生産情報
令和3年8月3日
青森県「攻めの農林水産業」推進本部
県内において新型コロナウイルス感染症が拡大しています。農山漁村地域において
も、帰省や職場・学校の夏休み等により人が集まる時期であり、感染リスクが高まり
ますので、今後の繁忙期に備え、感染防止対策を徹底してください。
また、今後2週間は高温が続く予報となっていますので、農作業中の熱中症対策も
徹底してください。
1 新型コロナウイルス感染防止対策の徹底
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感染リスクが高まる場面
○帰省者、来訪者との飲食
○お盆・お墓参りに伴う実家・親戚宅等での会食・会合
○集落の宵宮
○作業の節目の会合(バーベキュー等)
○作業機械等の共同利用、農業用ハウス等の作業
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対策1 3密(密閉、密集、密接)にならないように工夫しましょう
○ 休憩、夕食時においては、できる限り距離をとって会話等は必要最小限にし
ましょう。また、こまめに換気し時間をずらすなどの工夫をしましょう。
○ 少人数であっても飲食を伴う集まりは控えましょう。
○ 毎日一緒に作業をしていない方がお手伝いに来た時は、休憩や食事中に会話
する際も、マスクを着用しましょう。
○ ハウスや屋内の共同作業では、十分に換気を行いましょう。
○ 軽トラック等による移動時は、マスクを必ず着用し、会話等は必要最小限に
しましょう。また、十分に換気を行いましょう。
対策2 体調を確認しましょう
○ 作業前と作業後に、体温を測定し、記録をしましょう。また、複数名で作業
する場合は、手洗い、マスク着用を徹底しましょう。
○ 発熱などの風邪症状がある場合には、自宅で待機しましょう。
対策3 共同利用機械等の消毒をこまめに行いましょう
○ 農業機械、施設等を共同利用する際は消毒を徹底しましょう。
○ 作業小屋や休憩所など、共同で利用する場合は、ドアノブ、手すり等、人が
よく触れるところの消毒や拭き取りを心がけましょう。
2 農作業中の熱中症対策の徹底
対策1 高温時の作業は避けましょう
○ 特に高齢の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の
作業は極力避けましょう。
対策2 単独作業は避けましょう
○ 作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声がけを行うなど、
定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。
対策3 こめまな休憩と水分補給をしましょう
○ 涼しい日陰などで作業服を脱ぎ、体温を下げましょう。
○ のどが乾いていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水
分補給しましょう。
対策4 適宜マスクを外しましょう
○ 屋外やハウスで、人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合
には、マスクを外すようにしましょう。