臨時情報

臨時農業生産情報(台風第16号等に対する技術対策及び新型コロナウイルス感染防止対策)

農産園芸課2021/09/29

  臨時農業生産情報(台風第16号等に対する技術対策及び新型コロナウイルス感染防止対策)

 

                                   令和3年9月29日
                           青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 

 気象庁発表(2021年9月29日04時55分)「令和3年台風第16号に関する情報第

26号」によると、台風第16号は、10月1日には伊豆諸島にかなり接近し、その後、日本の

東を北東へ進む見込みです。
 また、青森地方気象台によると、9月30日の青森県は前線の影響により雨が降り、津軽では

強い雨が降る所がある見込みです。
 今後の気象情報に十分留意し、被害の未然防止と軽減に努めてください。

 

【事前対策】
1 りんご等果樹
(1)防風ネットを張り、破れている部分は補修する。
(2)りんごのわい化樹や幼木は倒木しやすいので、支柱のぐらつきや主幹との結束状況を点検

  し、補強する。
(3)ぶどうの垣根、なし棚、ハウス施設等は点検し、支柱等で補強する。
(4)食味や果皮色(着色・地色)を確認し、収穫適期に達している果実は、速やかにすぐりも

  ぎを行う。でんぷん臭が強く、味がのっていない果実は、収穫を控える。
(5)降雨時に収穫する場合は、果実に泥が付着しないように注意する。

 

2 水稲
(1)まだ刈り取りしていないほ場では、水尻を開け排水に努める。
(2)はさ掛けなど自然乾燥中の稲束は、飛散しないように補強する。

 

3 野菜・花き・畑作
(1)ほ場や施設周辺にある排水溝の点検や整備などの排水対策を行うほか、施設への雨水流入

  を防ぐために土のうを設置する。
(2)ビニールハウスやトンネルでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検補修を

  行うとともに、マイカ線や支柱などで補強する。
(3)ながいもなどの支柱は、倒れないように補強する。
(4)マルチ資材は、飛散しないよう土等でしっかり固定する。

 

4 畜産
(1)低地や排水の悪い飼料畑は、溝を設けるなどの排水対策を行う。
(2)ロールベールサイレージはストレッチフィルムの破損を防ぐため、ブルーシート等で覆

  う。
(3)畜舎等は、破損を防ぐため、支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉

  める。
(4)畜舎に雨水が流入した場合に備え、早めに除ふん作業を済ませ、紙袋の飼料などは浸水し

  ない場所に移動する。

 

5 農地・農林業用施設
(1)ため池は、貯水位が高い場合には放流して水位を十分に低下させておくとともに、洪水

  吐、水門等を点検し、通水の阻害となる土砂、ゴミや流木等を除去する。
(2)水路は、水門が適正に閉じている、あるいは開いていることを確認し、通水の阻害となる

  土砂、ゴミや流木等を除去する。

 

【事後対策】
1 共通の対策
(1)地盤が緩み崩壊の恐れがある農地・林地及び農道・林道並びに増水中の河川などには、絶

  対に近寄らないようにし、異常を発見した場合は、速やかに市町村等へ連絡する。
(2)浸水や冠水したほ場や園地では、明きょやポンプにより速やかに排水する。

 

2 りんご等果樹
(1)園地が冠水した場合は、できるだけ早く果実や葉に付着したゴミを取り除き、泥を清水で

  洗い落とす。また、有袋果は除袋してからこれらの管理を行う。
(2)水に浸かった果実は区別して収穫する。傷ついたり腐敗した果実は、速やかに取り除く。
(3)樹が倒伏した場合は、根を切らないよう注意しながらできるだけ早く起こし、支柱で支え

  る。
(4)ぶどう等の垣根、支柱等が倒れた場合は、速やかに補修する。
(5)落下した果実を加工用に仕向ける場合は、農薬使用上の問題がないことを確認する。

 

3 水稲
(1)ほ場に土砂が流入した場合は、速やかに取り除く。
(2)稲が倒伏したほ場では、稲株を引き起こし、4~5株ごとに止葉の基部を束ね、穂発芽等

  による品質低下を防ぐ。
(3)冠水や倒伏で品質低下が懸念される場合は、被害を受けていないほ場と仕分けして刈り取

  る。

 

4 野菜・花き・畑作
(1)ながいも等での植溝が陥没したときには速やかに埋め戻す。
(2)果菜類が冠水した場合は、動力噴霧機で散水した後、マルチを除去して、株元を乾かし、

  根の回復を図るとともに、冠水した果実は早急に取り除く。また、浸水した場合は、草勢の

  低下を防ぐため、摘果や早採りで着果負担を軽減する。
(3)浸水・冠水等により損傷を受けた場合は、病気が蔓延しないよう、薬剤を散布する。

 

5 畜産
(1)畜舎が浸水した場合は、家畜伝染病の発生を予防するため、消毒を徹底する。
(2)ロールベールサイレージのストレッチフィルムが破損した場合は、破損部分を速やかに補

  修するとともに、できるだけ早く家畜に給与する。
(3)降雨後、飼料畑に停滞している水は、速やかに排水する。
(4)浸水等の被害を受けた飼料は、品質を見極め、十分注意して給与する。
(5)倒伏した飼料用とうもろこしで、今後の回復が見込めない場合は速やかに収穫・調製す

  る。

 

6 農地・林地・農林業用施設
(1)農地・林地・農林業用施設が被災した場合は、速やかに被災状況を市町村へ報告する。
(2)被災した農地・林地及び農林業用施設は、身の安全を確保した上で、被害が拡大しないよ

  うシートで被災箇所を覆う。

 

【新型コロナウイルス感染防止対策】
 県内での急激かつ大幅な感染拡大の危機を乗り切るために9月1日から実施してきた緊急対策

パッケージについては、予定どおり9月30日で終了します。
 しかしながら、農山漁村地域においては、りんごや秋野菜などの収穫作業が本格化しますの

で、今後も気を抜くことなく、感染防止対策を徹底してください。

 

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               感染リスクが高まる場面
       ○休憩・昼食時
       ○作業の節目の会合や飲食(バーベキュー等)
       ○乗合による移動
       ○作業機械等の共同利用、農業用ハウス等の作業

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対策1 3密(密閉、密集、密接)にならないように工夫しましょう
○ 休憩、夕食時においては、できる限り距離をとって会話等は必要最小限にしましょう。また、

 こまめに換気し時間をずらすなどの工夫をしましょう。
○ 少人数であっても飲食を伴う集まりは控えましょう。
○ 毎日一緒に作業をしていない方がお手伝いに来た時は、休憩や食事中に会話する際も、マスク

 を着用しましょう。
○ ハウスや屋内の共同作業では、十分に換気を行いましょう。
○ 軽トラック等による移動時は、マスクを必ず着用し、会話等は必要最小限にしましょう。ま

 た、十分に換気を行いましょう。

 

対策2 体調を確認しましょう
○ 作業前と作業後に、体温を測定し、記録をしましょう。また、複数名で作業する場合は、手洗

 い、マスク着用を徹底しましょう。
○ 発熱などの風邪症状がある場合には、自宅で待機しましょう。

 

対策3 共同利用機械等の消毒をこまめに行いましょう
○ 農業機械、施設等を共同利用する際は消毒を徹底しましょう。
○ 作業小屋や休憩所など、共同で利用する場合は、ドアノブ、手すり等、人がよく触れるところ

 の消毒や拭き取りを心がけましょう。

 

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