臨時情報

臨時農業生産情報(大雨に対する技術対策)

農産園芸課2022/08/01

臨時農業生産情報(大雨に対する技術対策)

 

令和4年8月1日

青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 

 青森地方気象台発表(2022年8月1日5時49分)「大雨と雷及びひょうに関する青森県気象情報 第2号」によると、青森県では低気圧や前線の影響により、1日朝から2日明け方にかけて大雨となる所がある見込みです。

 今後の気象情報に十分注意し、次の点に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。

 なお、ほ場の見回り等については、危険な場所には近づかず、安全を十分確保して慎重に行ってください。

 

1 共通の対策

(1)地盤が緩み崩壊の恐れがある農地・林地及び農道・林道並びに増水中の河川などには絶対に近寄らないようにし、異常を発見した場合は、速やかに市町村等へ連絡する。

(2)浸水や冠水したほ場・園地では、明きょやポンプにより速やかに排水する。

 

2 水稲

(1)土砂が流入した場合は、速やかに取り除く。

(2)畦畔や用排水路が破損した場合は、速やかに補修する。

 

3 りんご・特産果樹

(1)園地に水が溜まった場合は排水に努める。

(2)土砂が流入した場合は、速やかに取り除く。

 

4 野菜・花き・畑作

(1)施設周辺やほ場に排水溝を設け、排水対策に努める。

(2)ながいも等のほ場で、「穴落ち」した場合は、速やかに修復する。

(3)果菜類で冠水した場合には、動力噴霧機で散水した後、マルチを除去して、株元を乾かし、根の回復を図るとともに、冠水した果実は早急に取り除く。また、浸水した場合は、草勢の低下を防ぐため、摘果や早採りで着果負担を軽減する。

(4)露地で種子が流出したほ場は、再度は種を行う。

(5)浸水・冠水などにより損傷を受けた場合は、病気が発生しやすくなるので、蔓延しないよう、薬剤散布する。

 

5 畜産

(1)飼料畑に停滞している水は、速やかに排水する。

(2)畜舎が浸水した場合は、家畜伝染病の発生を予防するため、消毒を徹底する。

(3)浸水等の被害を受けた飼料は、品質を見極め、十分注意して給与する。

 

6 農地・農林業用施設

(1)農地・林地・農林業用施設が被災した場合は、速やかに被災状況を市町村へ報告する。

(2)被災した農地・林地及び農林業用施設は、身の安全を確保した上で、シートで被災箇所を覆うなど、被害が拡大しないよう努める。

 

220801 臨時農業生産情報(大雨に対する技術対策)

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