臨時情報

臨時農業生産情報(大雨に対する事後技術対策)

農産園芸課2022/08/15
 

(大雨に対する事後技術対策

令和4年8月15日

青森県「攻めの農林水産業」推進本部



 青森地方気象台によると、前線や低気圧の影響により、15日夕方から16日にかけて大雨となる所がある見込みです。

 また、8月8日からの大雨により、水田やりんご園地等で浸水・冠水などもみられていることから、今後の気象情報に十分注意し、次の点に留意して、被害の拡大防止に努めてください。

 なお、ほ場の見回り等については、危険な場所には近づかず、安全を十分確保して慎重に行ってください。



共通の対策

(1)地盤が緩み崩壊の恐れがある農地・林地及び農道・林道並びに増水中の河川などには、絶対に近寄らないようにし、異常を発見した場合は、速やかに市町村等へ連絡する。

(2)浸水や冠水したほ場・園地では、明きょやポンプにより速やかに排水する。

(3)大雨の影響で土壌がぬかるんだ状態になっている場合は、転倒や車両の横滑りなどが発生しやすいので、農作業事故防止に努める。

 

(1)土砂が流入した場合は、速やかに取り除く。

(2)畦畔や用排水路が破損した場合は、速やかに補修する。

(3)倒伏した場合は、できるだけ早く株起こしを行う。

(4)冠水したほ場では、できるだけ動力噴霧機等で散水し、稲に付着した泥を洗い流す。

(5)浸水や冠水したほ場の品質低下が懸念される場合は、被害を受けなかったほ場と区分して収穫する。

 

りんご等果樹

(1)河川の増水により園地が水に浸った場合は、今後水位の上昇がないか確認し、園地から水が引いて安全が確保できた後に作業を行う。

(2)園地に溜まった水は、速やかに排水する。

(3)園地に流入した土砂は、速やかに取り除く。

(4)冠水した園地では、速やかに果実や葉に付着したゴミを取り除き、泥を清水で洗い落とす。また、有袋果は除袋してから、これらの管理を行う。

(5)傷付いたり腐敗した果実は、速やかに取り除く。

(6)水に浸かった果実は区別して収穫する。

(7)園地の土が乾燥したら、できるだけ耕起し、通気性及び透水性を良くする。

(8)倒木は早めに起こして、支柱を立てて結束する。

(9)ぶどうの垣根、支柱等が倒れた場合は、速やかに補修する。

(10)果実を加工用に仕向ける場合は、農薬使用基準上の問題がないことを確認する。

 

野菜・花き・畑作

(1)ながいも等のほ場で、「穴落ち」した場合は、速やかに修復する。

  (2) 果菜類で浸水・冠水した場合には、泥を清水で洗い流し、マルチの裾を上げて、株元を乾かし、浸水した果実は早急に取り除く。また、草勢の低下を防ぐため、摘果で着果負担を軽減する。

(3)露地で種子が流出したほ場は、再度は種を行う。

(4)降雨により肥料の流亡が考えられる場合には、速効性の窒素やカリ肥料を追肥する。

(5)浸水・冠水などにより損傷を受けた場合は、病気が発生しやすくなるので、蔓延しないよう、薬剤散布する。

(6)大豆のほ場では、排水後、明きょの補修を行う。

 

(1)飼料畑に停滞している水は、速やかに排水する。

(2)畜舎が浸水した場合は、家畜伝染病の発生を予防するため、消毒を徹底する。

(3)浸水等の被害を受けた飼料は、品質を見極め、十分注意して給与する。

 

農地・農林業用施設

(1)農地・林地・農林業用施設が被災した場合は、速やかに被災状況を市町村へ報告する。

(2)被災した農地・林地及び農林業用施設は、身の安全を確保した上で、シートで被災箇所を覆うなど、被害が拡大しないよう努める。

 

【農業共済、収入保険、経営所得安定対策等】

 農業共済や収入保険、経営所得安定対策等に加入している交付対象作物等に自然災害による被害が発生した場合、証拠写真や書類の整備などが必要となりますので、農業共済組合や地域農業再生協議会、市町村等による被害状況の確認前に自己の判断ですき込みなどを行わないようにしてください。

 

【果樹被害への対応の記録整備】

 洪水等の被害を受け、今後、支援を受ける場合には、写真(被災状況、作業状況、作業後の状況)、出役等(作業記録)、領収書等が必要となりますので、忘れず記録、保管してください。

 

 

 

220815 臨時農業生産情報(大雨に対する事後技術対策)

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