当記事は、2022年4月にドイツ連邦食料・農業省が、ドイツの農村地域を都市と同じような生活条件にするため、連邦政府が実施する政策面の取組を紹介した冊子を翻訳したものです。
ドイツの農村は、日本ほどではないものの、若年層を中心に都市への移動が増えたことで、地元商店の閉鎖による買い物難民や医療サービスの低下など、社会的な生活を維持することが難しくなり、さらに都市への移動が増えるという悪循環が生まれています。
そこで連邦政府は、農村発展のための連邦プログラムを実施し、空き家を活用した多機能ハウスや若者による文化継承など、モデル地域を設定して様々なプロジェクトを実践し、その効果を検証しています。
農村活性化対策の参考事例としてぜひご覧ください。