野菜畑作生産情報 第4号(要約版) 平成27年7月17日 青森県「攻めの農林水産業」推進本部 ---------------------------------------------------------------------------------- ◎大豆の開花期以降にほ場の乾燥が続く場合は、着莢促進のため畦間かん水をしましょう! ◎ながいもの追肥は、新いもの長さを確認して適期に行いましょう! ---------------------------------------------------------------------------------- ○大 豆 1 生育は、乾燥により平年を下回っている。 2 開花期(7月末~8月始め頃)にほ場が乾燥した場合は、着莢促進のため畦間かん水を行う。ただし、排 水の悪いほ場では実施しない。 3 津軽地域では、開花期に追肥する。 ○ながいも 1 地上部の生育は緩慢であるが、地下部は平年並から上回っている。 2 早植栽培(頂芽付1年子)の第1回目の追肥時期は、新いも長5cmを目安とし、 第2回目以降の追 肥は12~14日間隔で行う。 3 普通栽培(頂芽切除)の第1回目の追肥時期は、新いも長10~15cmを目安とし、2回目、3回目の 追肥は10日間隔で行う。 ○ばれいしょ 1 生育は平年より早まり、いも数、いも重は上回っている。 2 収穫まで期間があるほ場では疫病の防除を行う。曇雨天が続く場合には、疫病の発 生が急激に増加す るため、7~10日以上おきに降雨の合間をぬって予防防除を行う。 3 収穫は、茎葉が黄変し、枯れ上がってから10日後くらいに行う。 ○ごぼう 1 乾燥の影響で生育にバラツキがあるほ場が見られる。 2 黒斑細菌病、アブラムシ類の発生に注意し、早期発見、早期防除に努める。 ○夏秋トマト(雨よけ栽培) 1 生育は順調で、5月上旬定植では2段果房の収穫終期となっている。 2 1~2段花房に尻腐果、中位葉に葉先枯れが目立っている。 3 灰色かび病、葉かび病を主体に計画的に薬剤散布する。 4 追肥及びかん水は、水分要求量が多くなる午前8~9時頃に行う。 5 ハウス内の高温に注意し、サイドの開放と併せて、肩換気やツマ面換気も行う。 ○メロン(雨よけ栽培) 1 着果は概ね順調で、果実肥大は進んでいる。 2 収穫は、着果後の日数や外観、試し切りによる糖度・肉質の状況などから総合的に 判断し、収穫遅れ にならないようにする。朝夕の果温が低いうちに収穫する。 ○ね ぎ 1 草丈は平年並から上回っている。 2 べと病、黒斑病等の早期発見に努め、各病害虫に効果的な薬剤を選択し防除する。 3 最終培土は、軟白に要する日数を計算し、収穫予定日から逆算して計画的に行う。 ──────────────────────────────────────── ◎ほ場を見回るなど農作物の盗難防止に努めましょう。 ──────────────────────────────────────── ◎決め手は土づくり! 日本一健康な土づくり運動展開中! ──────────────────────────────────────── ◎農薬は適正に使用しましょう。 1 農薬の飛散を防止する! 2 農薬は使い切り、河川等へ絶対捨てない! 3 農薬を使用する場合には、必ず最新の農薬登録内容を確認! 農薬情報(http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_info/) 農薬登録情報検索システム(http:www.acis.famic.go.jp/index_kensaku.htm) ──────────────────────────────────────── ◎農作業中は熱中症に気をつけましょう。 1 日中の暑い時間帯は作業を避けるとともに休憩をこまめに取る! 2 通気性の良い作業着や帽子を着用し、汗で失われる水分や塩分を十分に補給する! ────────────────────────────────────────
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