野菜畑作生産情報第1号

野菜畑作生産情報第1号(要約版)

                           平成3 1 年4 月1 8 日
                      青森県「攻めの農林水産業」推進本部
○小麦
1 生育は地域や品種によりバラツキが見られるものの、おおむね平年並である。幼穂
  形成期は平年より2~5日遅れている。
2 2回目の追肥は止葉抽出期から出穂期に生育量をみて適切に行う。
3 うどんこ病と赤かび病の適期防除に努める。

○にんにく
1 生育は、地域によってバラツキがあるもののおおむね平年並である。
2 追肥は、りん片分化期等の生育状況を確認しながら適期に行う。
3 さび病、春腐病の早期発見、早期防除に努めるとともに、春腐病の被害株は抜き取
  って処分する。

○ながいも
1 春掘作業は、3月中旬から4月上旬の降雪や降雨により、例年より5日程度遅れて
  いる。芽が動くなどの品質低下を防ぐため、4月末までに作業を終える。
2 トレンチャー耕は、穴落ちなどを防ぐため適正速度を守る。
3 栽培法に合わせて種いもを準備するとともに、早植栽培では4月下旬から5月中旬
  に植付けする。

○トンネルにんじん、だいこん
1 生育はおおむね順調である。
2 好天時は換気し、適正な温度管理に努める。

○トマト、メロン
1 苗の生育は、平年並で順調である。
2 定植に向けて徐々に気温を下げて苗を順化する。ただし、降霜が予想される時や低
  温時には、二重被覆等で保温に努める。
3 地温の確保のため、早めにマルチングを行うなど、ほ場準備を計画的に進める。

 

◎育苗中や定植間もない農作物は、降霜等の影響を受けやすいので、週間天気予報など
に十分注意し、適正な栽培管理に努めましょう。

◎決め手は土づくり! 日本一健康な土づくり運動展開中!
ほ場の準備に当たっては、土壌診断に基づいた土づくりに努めましょう。

◎農薬の使用に当たって、
農薬は適正に使用しましょう。
農薬の飛散を防止しましょう。
農薬は使い切り、河川等へ絶対捨てないようにしましょう。
クロルピクリン剤など土壌くん蒸剤を使用する際は、必ずポリエチレンフィルム等(厚
さ0.03mm以上または難透過性の資材)で被覆してください。
市販されている除草剤には、農作物等の栽培管理に使用できない「非農耕地専用除草
剤」があるので御注意ください。
農薬を使用する場合には、必ず最新の農薬登録内容を確認してください。
【農薬情報】(http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_info/
【農薬登録情報提供システム】(https://pesticide.maff.go.jp/

◎春の農作業安全運動を展開中です(4月1日~5月31日)
例年、4~5月は、農作業事故が多くなる時期となっています。
体調やまわりの状況を確認し、安全な農作業に努めましょう。
1 慣れた作業でも油断せず、注意して行いましょう。
2 必ず、作業の合間に十分な休憩を取りましょう。
3 自分を過信しすぎず、無理のない作業を行いましょう。
4 一人での作業は避け、やむを得ず一人で作業を行う場合は、家族に作業場所を伝
え、携帯電話を持ちましょう。
5 家族や周りの人など、地域全体で注意を呼びかけましょう。

 

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