花き生産情報第4号(令和元年7月18日)

                 花き生産情報第4号
                              令和元年7月18日発表
                        青森県「攻めの農林水産業」推進本部
==============================================================
      換気や遮光をこまめに行うなど、ハウス内の適正な適正な温湿度管理に努めましょう。
      切り花の品質保持のため、収穫は涼しい時間帯に行いましょう。
      曇天が続く場合は、病害の発生に注意し、早期防除に努めましょう。
==============================================================

  1 夏秋ギク
  (1)生育状況
     生育は順調であるが、低温の影響により、三八地域では発らいがやや遅れている。
     病害虫は、白さび病、アザミウマ類、ヨトウムシ類が散見される。
  (2)今後の作業
    ・病害虫は、早期発見・早期防除に努める。
    ・切り前は、出荷先により異なるため事前に確認する。
    ・収穫時に降雨により濡れた場合は、十分に風乾してから箱詰めする。
  2 秋ギク
  (1)生育状況
     定植後の生育は順調である。病害虫の発生は見られない。
  (2)今後の作業
    ・ハウス内が高温・過湿にならないように管理する。
    ・かん水は、活着まではこまめに、活着後はほ場の乾燥状態を見ながら行う。
  3 トルコギキョウ
  (1)生育状況
     生育は順調である。病害の発生は見られず、害虫はヨトウムシ類が散見される。
  (2)今後の作業
    ・ハウス内が高温・過湿にならないように管理する。
    ・不要な側枝は早めに摘み取り、1番花も早めに除去する。
    ・涼しい時間帯に収穫し、速やかに鮮度保持剤による前処理を行う。

==============================================================
   ◎決め手は土づくり! 日本一健康な土づくり運動展開中!
   ◎農薬の使用に当たって、
    農薬は適正に使用しましょう。
    農薬の飛散を防止しましょう。
    農薬は使い切り、河川等へ絶対捨てないようにしましょう。
    クロルピクリン剤など土壌くん蒸剤を使用する際は、必ずポリエチレンフィルム等
    (厚さ0.03mm以上または難透過性の資材)で被覆してください。
    市販されている除草剤には、農作物等の栽培管理に使用できない「非農耕地専用除
    草剤」があるので御注意ください。
    【農薬情報】(http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_info/
    【農薬登録情報提供システム】(https://pesticide.maff.go.jp/
   ◎農作業中は熱中症に気をつけましょう。
   1 日中の暑い時間帯は作業を避けるとともに休憩をこまめに取る!
   2 通気性の良い作業着や帽子を着用し、汗で失われる水分や塩分を十分に補給する!
   ◎農業保険(農業共済及び収入保険)への加入について
    自分にあったセーフティネットに加入し、農業経営に万全の備えをしましょう。
   1 農業共済
    「農業共済」は、自然災害等により農作物・家畜・園芸施設に損害が生じた場
    合に補償される制度です。
   2 農業経営収入保険
    今年から始まった「農業経営収入保険」は、自然災害に加え、農産物の価格低
    下などにより販売収入が減少した場合に補償される制度です。加入には、青色申
    告の実績が条件となっています。
   ※詳しくは、お近くの農業共済組合にお問い合わせください。
   ===========================================================

R1+花き生産情報第4号(要約版)
R1+花き生産情報第4号(本文)

この記事に関するご意見・ご質問はこちらまで

facebookでシェア Xでシェア