特産果樹生産情報第3号(6月2日~6月28日)
平成30年6月1日発表
青森県「攻めの農林水産業」推進本部
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生育に応じた適期管理の徹底を!
おうとうの裂果防止対策を万全に!!
もも、西洋なしは追加散布で、病害虫防除対策を万全に!!!
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要約
○生育は、各樹種とも平年より早まっている。
○おうとうは、裂果防止のため雨よけ被覆を遅れないように実施するとともに、適期収穫に努める。
○ももは、硬核期(例年は満開44~75日後)前に仕上げ摘果を終え、良品生産と樹勢維持に努める。昨年、せん孔細菌病の発生が多かった園地では、薬剤散布だけでなく耕種的防除も徹底する。
○ももと西洋なしでは、生育が早く進んでいるため、新たに「落花50日後頃」を設けて追加散布を行う。
○なしは、落花25日後頃までに仕上げ摘果を終え、良品生産と樹勢維持に努める。西洋なしでは、6~7月の幼果期は輪紋病に最も感染しやすいので、10日間隔で薬剤散布を行う。