特産果樹生産情報第5号(8月2日~9月2日)
令和元年8月1日発表
夏季管理の徹底と適期収穫を!
夏場の病害虫防除を万全に!!
要約
○露地ぶどうは、適正着果および過繁茂防止に努める。
○無加温ぶどうは、品種特有の着色や糖度などで総合的に判断し、適期収穫に努める。
○ももやなしでは、樹幹内部へ日光を入れるため、徒長枝の整理や支柱入れ、枝吊りなどを行う。なお、果実に日焼けが発生しないように注意する。
○ももは、果実の着色や地色の抜け、手触りなどで総合的に判断し、適期収穫に努める。また、せん孔細菌病は、新梢に発生する夏型枝病斑が伝染減となるので、見つけ次第枝ごと切り取って処分する。
○シンクイムシ類、カメムシ類、ハダニ類や西洋なしの黒斑病、輪紋病など病害虫の発生動向に十分注意し、適正な防除に努める。
○台風等に備え、風害防止対策を万全にする。
○青森地方気象台によると、8月10日頃まで雨が少なく気温が高い状況が続く見込みであるので、今後の気象状況に注意して、適正な管理に努めるとともに、熱中症などに注意する。