花き

花き生産情報第3号(平成30年6月20日)

農産園芸課2018/06/20

花き生産情報第3号
                             平成30年6月20日発表
                      青森県「攻めの農林水産業」推進本部
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 換気や遮光をこまめに行うなど、施設内の温湿度管理を徹底しましょう。
 病害虫の早期発見・早期防除に努めましょう。
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☆夏秋ギク
1 生育状況
  生育は順調である。病害虫の発生は、ほとんど見られない。

表1 生育状況(6月10日現在)
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場所     年次  品種    定植月日  草丈(cm) 葉数(枚)  備考
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新郷村    本年  精の一世  4月18日  61.4    29.5    無摘心
       前年  精の一世  4月21日  55.6    25.7    無摘心
       平年  精の一世  4月18日  59.4    29.7    無摘心
五所川原市  本年  岩の白扇  4月6日  59.6    18.9    2本仕立て
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(注)新郷村の平年値:平成26年~29年の平均値
   五所川原市の平年値:本年から場所の変更によりなし
2 今後の作業
(1)芽かき
   わき芽は、頂芽の花芽ができて5~7日経過すると伸びてくるので、小さいう
  ちにかき取る。
(2)ビーナイン処理(施設栽培のみ)
   花首の伸長を抑えるため、発らい期~摘らい期にビーナイン顆粒水溶剤等を散
  布し、品質の向上に努める。
(3)病害虫防除
   多湿条件により、白さび病や灰色かび病が発生しやすくなるため、こまめに換
  気するとともに適期防除に努める。
   高温乾燥条件により、アブラムシ類、ハモグリバエ類、ハダニ類、アザミウマ
  類等の発生が多くなるので、早期発見・早期防除に努める。

☆秋ギク
1 今後の作業
(1)定植
 ア 10月出荷の作型は6月下旬までに定植する。
 イ 土壌pHの矯正及び基肥の施用は定植2週間前までに行い、土に十分なじま
  せておく。
 ウ 初期の水分不足は生育の遅れを招くので、定植の数日前に十分かん水してお
  く。
 エ 苗は、1~2cm程度発根したものを定植する。
(2)定植後の管理
 ア 定植後は、軽くかん水して活着を早める。
 イ 日中は25℃以上にならないように管理する。
 ウ 発らい前まで十分にかん水する。
 エ 摘心を実施する場合は、苗が活着してから行う。
(3)病害虫防除
   夏秋ギクに準ずる。

☆トルコギキョウ
1 生育状況
  生育はおおむね順調である。土壌病害及びハモグリバエ類の発生が散見される。
表2 生育状況(6月10日現在)
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場所    年次  品種    定植月日  草丈(cm) 節数(節)
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青森市   本年  はるか   4月11日  10.5    8.3
      前年  はるか   4月13日  10.9    8.2
      平年  はるか   4月8日  11.0    8.2
田舎館村  本年  セレブピンク  4月26日  15.3    7.2
      前年  セレブピンク  4月8日  17.6    9.1
      平年  セレブピンク  4月18日  15.9    7.8
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(注)青森市の平年値:平成27~29年の平均値
   田舎館村の平年値:平成25~29年の平均値
2 今後の作業
(1)かん水
   発らいまでは乾燥させないように適宜かん水し、発らい後はしおれない程度に
  かん水を減らし軟弱徒長を防ぐ。
(2)温度管理
   換気や循環扇、寒冷紗等を活用し、日中25℃以下、夜間15℃を目標に管理する。
(3)側枝等の整理
   不要な側枝は早めに摘み取る。また、頂花らい(1番花)は、早めに除去し、
  上位節から発生する分枝の伸長を促す。
(4)病害虫防除等
   温度や湿度の上昇により、灰色かび病やアザミウマ類が多発しやすくなるので、
  予防防除を実施するとともに早期発見・早期防除に努める。
   チップバーンの発生しやすい品種では、必要に応じてカルシウム剤を葉面散布
  する。
(5)短日処理
   9~11月出し作型では短茎で前進開花しやすいが、これを避ける方法として「短
  日処理」が有効である。処理方法は、定植から30日程度、夕方5時から翌朝8時
  まで100%遮光資材でトンネル被覆し、9時間日長とする。

 花き生産指導情報第4号は平成30年7月19日発行の予定です。
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◎農薬は適正に使用しましょう。
1 農薬の飛散を防止する!
2 農薬は使い切り、河川等へ絶対捨てない!
3 農薬を使用する場合には、必ず最新の農薬登録内容を確認!
農薬情報(http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_info/)
農薬登録情報検索システム(http://www.acis.famic.go.jp/search/vtllp301.jsp)
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◎農業保険(農業共済及び収入保険)への加入について~
1 農業共済
 「農業共済」は、自然災害等により農作物・家畜・園芸施設に損害が生じた場
 合に共済金が支払われる制度です。
2 農業経営収入保険
  平成31年から新たに始まる「農業経営収入保険」は、農業者が自ら生産した
 農産物の販売収入全体を対象とし、自然災害に加え、価格低下などにより収入が
 一定割合以上減少した場合に補填金が支払われる制度です。
  加入には、青色申告が条件となっており、平成31年分の申請は、30年10
 月から11月となっています。
  ※詳しくは、地域の農業共済組合にお問い合わせください。
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花き生産情報第3号_本文

花き生産情報第3号_要約版

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