「ツマジロクサヨトウ」防除マニュアル(第2版)の公表について
昨年、農林水産省で公表した標記のマニュアルについて、内容が更新されましたのでお知らせします。マニュアルの更新内容は下記のとおりです。
1 中国南部や台湾での越冬が確認されていること、および中国大陸からの気流の有無の解析により、3月~5月に九州等で確認された成虫は海外から飛来したものと推定される(マニュアルP6)。
2 日本における室内試験では、3℃5日間では成虫の90%が生存するが、それ以外の発育ステージ(卵、幼虫、蛹)はほぼ死滅する。一方で、9℃では幼虫(中齢および老熟)や蛹の一部個体が60日間生存する(マニュアルP3)。
3 本虫のフェロモントラップを用いた調査で得られた標本を精査し、誘殺されたツマジロクサヨトウの近縁種を公表(マニュアルP28)。
詳細は添付のマニュアル及び農林水産省のウェブサイトをご確認ください。
「ツマジロクサヨトウ」防除マニュアル(第2版)(8.4MB)